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2008年10月26日 (日)

625nmと660nm赤LED照明での生育比較2

レモンバーム
10月25日撮影

625nm赤LED照明と660nm赤LED照明での生育比較の報告2です。

写真のレモンバームは、9月21日より生育比較実験を始めて1ヶ月以上経過しました。写真左半分が625nm赤LED照明、右半分が660nm赤LED照明を照射しています。
ご覧のとおり、同じ程度に成長しており、波長による生育の違いはあまり無いようです。


<デフェンバキアの生育比較>
デフェンバキアは、写真にあるように、625nm赤LED照明、660nm赤LED照明、LED照明なしの3種類で生育実験を行っています。
実験開始当初(9月23日)の写真と比較して、少しは大きくなっていますが、波長による生育の違いは良くわかりません。写真ではわかりませんが、625nm赤LEDの鉢は芽が6本、660nm赤LEDの鉢は芽が3本、照明なしの鉢は芽が1本と、鉢毎に形態が違っていることも起因しているのかも知れません。
とにかく成長がゆっくりのようですから時間をかけて観察が必要です。
<デフェンバキア、10月25日撮影>


<デフェンバキア、9月23日撮影>



<バジルの生育比較>
写真中が660nm赤LED照明を使っているバジルです。左右の鉢は、いずれも625nm赤LED照明で栽培しています。前回の経過報告後、下の写真のように株を切り詰めて生育実験を続けています。
上と下の写真を比べて見ると、どの鉢でも同程度にわき芽が出てきており、生育の差は無いようです。
<バジル、10月25日撮影>


<バジル、10月19日撮影>



<考察>
625nm赤LEDと660nm赤LEDの効果の違いを調べるために比較実験を行っていますが、結果は「効果の違いはさほど無い」ようです。変わらない原因について調べてみたのですが、それは以下のとおりです。
以前、光合成には葉緑体中のクロロフィルaとクロロフィルbが関係していることを紹介しました。植物ではクロロフィルaが光合成の主体であるため、660nm赤LEDが最も効果的であると言われています。
ところで、クロロフィルbはどのような働きをするのでしょうか。調べてみたところ、クロロフィルbは、自体では光合成をしないようですが、光から吸収したエネルギーをクロロフィルaへ渡し、クロロフィルaでの光合成を促進する働きをしているようです。

・光→クロロフィルb→クロロフィルa→光合成→植物の生育

このことから、クロロフィルbを有する植物には、625nm赤LED照明でも十分効果があるのだと思います。どのような植物がクロロフィルbを多く持っているのかはわかりませんが、栽培実験の対象にしている耐陰性のある植物は持っているようです。



ここに掲載した図は、農林水産省のホームページに公開してある「農林水産研究開発レポートNo.14(2005)」から引用したものです。

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